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五十肩(四十肩)

四十肩・五十肩

こんなことでお悩みではありませんか?

  • 肩が挙がらない
  • 肩を動かすと痛みがでる
  • 運動不足である

【目次】

五十肩(四十肩)と肩こりの違いは?

四十肩・五十肩

五十肩(四十肩)は肩関節にある関節包や棘上筋などの炎症によって引き起こされます。
普通の肩こりは姿勢の悪さや、肩・背中の緊張によって肉疲労が起こり、血流が悪くなることで肩が重く感じる肩のハリです。

五十肩(四十肩)の原因

ストレス

五十肩(四十肩)とは、「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
40代に起こりやすく、野球やテニスなどのスポーツや仕事で肩関節を酷使し、過去に関節を痛めた事のある方注意が必要です。

五十肩(四十肩)は炎症によって引き起こされますが、実は五十肩(四十肩)の原因は明確に解明されていません。

現在の見解は加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れによって肩関節や筋肉に負担が増えて、痛みが起きやすくなっていると捉えられています。

「頭の後ろで髪を結う様な動作」、「エプロンの紐を結ぶ様な動作」、「シャツを脱ぐ動作」で、痛みや違和感があった方は、五十肩の疑いがありますので、お近くの医療機関に相談してみましょう。

 

五十肩(四十肩)の症状

腕を動かすことで肩に痛みが生じます。特に、腕を上げる時や外に回すとき、強い痛みを感じます。五十肩(四十肩)は急性期と慢性期に分けられます。

 

急性期…期間は2週間~1ヶ月。

炎症があり、動かした時に激痛があります。動かさない時にも痛みが出たり、腕や指まで痛みや痺れが出ることもあります。
また寝ている時に痛みが強くなる症状「夜間痛」もあり、寝返りをするだけでも痛むので、夜寝られなくなる事。
重症の場合、肩腱板損傷といって腱が完全に切れてしまい、整形外科などの病院で手術が必要になります。

 

慢性期…期間は半年~1年くらい。

急性期に起きた炎症の影響で、筋肉が収縮し硬くなっているので、関節を動かす範囲が狭くなり腕が動かしづらくなっています。
無理に動かしたり急に動かすと、痛みをぶり返す可能性があるので注意が必要です。
また痛みが治まってきても、この時期に適切な施術を行わないと痛みが長引いたり、可動域が狭くなる事もあるので、注意が必要です。

五十肩(四十肩)は整骨院や鍼灸院では施術できる?

整骨院や鍼灸院でも施術をすることはできますが、
保険が適用されるものとされないものがあります。

整骨院では、骨折や脱臼など怪我といわれるものに関しては保険が適用されますが、
五十肩(四十肩)を保険適用とされる病気としての処理が出来ない為、自費施術となります。

一方、鍼灸院では医師による診断書があれば、保険が適用される場合がありますが、
現在、保険施術を行う鍼灸院は少なくなっています。

まずは、電話で問い合わせてみるといいと思います。

 

五十肩(四十肩)の一般的な治療と整骨院の施術の違い

一般的な治療法

病院では「急性期」の場合は炎症が強いので患部をアイシングし、消炎鎮痛の電気治療やシップを使い基本、安静にします。
「慢性期」の場合は無理ない程度に運動療法を行い、鍼治療で肩周りの拘縮を取りつつ血流の流れを良くしていきます。また姿勢指導や日常生活指導なども行います。

 

ひまわり整骨院はり灸院

府中のひまわり整骨院はり灸院の五十肩(四十肩)施術は「矯正施術×鍼施術」を行います。
はじめにゆがんだ骨盤、骨格、肩甲骨に対して骨盤・骨格矯正を行い、その後、肩関節の運動療法を行い、お身体の状態に合わせて鍼を行います。
最後は痛めた肩と反対側の足の血流を良くすることで、炎症を流して痛みへアプローチしていきます。

五十肩(四十肩)を放置するとどうなる?

四十肩五十肩(四十肩)の多くは放っておいても半年~1年程度で痛みが治まる事が多いです。
ただ施術していない場合、痛みがなくなったとしても可動域が狭くなったり、悪化して腱板断裂になる方も少数います。なので痛みに気付いたら早めに施術に入る事をお薦めします。
放置すると痛みに悩む期間が延びますので、我慢せずに早期回復に努めましょう。
再発の可能性はあります。
再発するのは、五十肩(四十肩)になった時と同様のライフスタイルを送っている方が多いです。
施術後はまた同じ痛みを繰り返さないよう、姿勢に気をつける・無理ない程度の体操・運動不足の解消など、私生活を見直す必要があります。
それだけで、再発のリスクはかなり減ると考えられます。

五十肩(四十肩)の痛みを軽くするには?

急性期と慢性期で、それぞれポイントは3つずつ有ります。

急性期

  • 安静が第一です。重い物は持つのは控えましょう。
  • 患部は適度に冷やしましょう。冷湿布などが効果的です。
  • 痛みで眠れない場合は、整形外科のお医者さんで痛み止めを貰って服用して下さい。

慢性期

  • 肩関節を温めるなど、冷やさない事が大切です。(急性期と逆)
    ホットタオルをビニール袋に入れたもので肩関節を包むのが良いです。他に、毎日湯船に入ったり、シャワーを肩に当てるなどがあります。
  • 服装に注意しましよう。(肩が出ている服装は冷えるので止めましょう)
  • 肩関節を動かす適度な運動も大事です。(過度にする必要は無いですが、動かさないと固まってしまいます)

五十肩(四十肩)の痛みを軽くする寝方は?

仰向け寝

仰向け寝の時のコツは

  • 二の腕の下にクッションなどを入れる
  • 両手をお腹の上に乗せる

→仰向けの姿勢で寝ると、腕が落ち肩関節が伸びてしまい、痛みが出やすい為

 

横向き寝

横向き寝の時のコツは

  • 痛い方の肩を上にする
  • 脇の下にクッションを置くか、肘の周りにタオルを巻き付けて、腕が沈み込まないようにする

→横向きで寝ると、上側になっている腕が体の前に落ち込んでしまい、背中の筋肉が腕の重みで伸ばされてしまいます。
伸ばされると痛みが出やすいので、腕が落ち込まないように支えます。

どちらの寝方でも頚肩周りを冷やしてしまうと痛みが出やすくなるので、クーラーや扇風機の風などが直接当たらないように工夫しましょう。

五十肩(四十肩)を軽くする体操は?

急性期

自分の腕の重さを使って動かす「振り子運動」がオススメです。
テーブルなどに痛くない側の手をついて体を支え、腰は90度ぐらいに曲げます。(お辞儀の姿勢)
痛い方の腕や肩の力を抜いて、腕をダランと下げ、振り子のように前後や左右に軽く振ります。
この時、あくまで「無理ない程度」に行って下さい。
(長時間行ったり、痛みが出る範囲まで動かすと、悪化する恐れがあります)

慢性期

    《慢性期》オススメの運動は2つあります。
  • 壁の正面に立ち、身体と腕が90度になるように壁に手をつきます。
     そのままゆっくり膝をまげ、肩を伸ばしましょう。
  • 手を自分の肩にのせ、肘を肩の高さまで上げます。
    そのままゆっくりと肘で小さく円を描きます。徐々に大きくしていきましょう。
    内回り・外回り両方やってみてください。

ここで注意して頂きたいのは、ゆっくり無理をせず痛みが出ない程度で行ってください。
肩関節の可動域を広げる体操を毎日少しずつ続ければ、大きな効果が得られます。 是非トライしてみて下さい。

お薦めの体操は?

→その方の症状によってお薦めの体操は変わります。
なので通っている整形外科や鍼灸院などの体を診てる先生に聞いてみるのが1番いいと思います。

五十肩(四十肩)の予防法は?

正しい姿勢を心掛ける

猫背、足組み、頬杖、横寝でテレビを見るなど、体が歪む姿勢はしない様にして下さい。
…骨盤・骨格が歪むと、肩周りの筋肉が付く肩甲骨の位置も大きく歪み、肩関節に悪い影響が。

運動不足を解消する

ウォーキングや軽い運動など、全身の血流を良くする事で肩関節の血流の滞りを取り除きます。

体操する

肩関節の可動域を広げるような体操などです。
…注意事項としては「痛みが出ないギリギリの範囲で・無理ない回数で・ゆっくり動かす」

肩関節の可動域を広げる体操を毎日少しずつ続ければ、大きな効果が得られます。

最後に…

五十肩(四十肩)は急に痛みが出るものではなく、違和感や痺れなど、人それぞれ前兆があります。 それを見逃さず、すぐ医療機関に行くことで、急性期などの辛い症状を回避することが出来ます。 早めに検査に行きましょう。 最後に五十肩(四十肩)はストレッチなどケアの意識が高い方が治りが早い傾向があります。日常生活から姿勢を正したり、こまめな運動をするなど生活習慣を見直し、再発防止を心がけるようにしましょうね。

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執筆者:代表 堀内 岳

堀内 岳
               

保有資格

柔道整復師免許鍼灸師

2013年7月に「ひまわり整骨院はり灸院」を開業。
お客様の不調に合わせて、骨盤矯正、鍼・灸施術を複合させて早期緩和&根本解消を目指します。 どこに行っても良くならなかった方は、ぜひ一度お越しください。

府中市ひまわり整骨院はり灸の施術の流れ

1.受付

問診票をお渡しします。
ご記入をお願いします。

2.カウンセリング

お身体の調子やお痛みについて、丁寧にお話を伺います。

3.検査

実際にお体の状態を検査していきます。

4.施術

状態や痛みに合わせて施術を行います。

5.施術方針の説明

現在のお体の状態と今後の施術の方針についてご説明します。

6.お大事に!

本日の施術は終了です。
お大事に!

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